耐震リフォーム事例 「家族の笑顔あふれる快適で安心な構造を」(埼玉県)

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エコハウスの耐震リフォーム
HouseData

■ご住所:埼玉県
■築年数:約18年
■住宅仕様:木造2階建て
■目的:改装、外壁、屋根工事

築18年 カルバリウムで屋根の軽量化を実現

耐震補強工事を考えたきっかけは?

施工前

近年、各地で大きな地震が多発しています。
地震はいつどこで発生するか分かりません。
「自分自身がいつか被災者になるかもしれない」「そろそろ来てもおかしくない」と言われ続けているけど、「実際のところいつ起こるのか」は誰にも分かりません。
家族が安心して住める家を・・・それがS様の耐震リフォームのきっかけでした。

 

エコハウスの耐震診断とは?

既存建物の地震時、災害時における倒壊を予防する耐震補強を行うためには、まずは耐震診断を行って、補強しなければならない弱点を把握する必要があります。
耐震偏心率(建物の重心に対する剛心のずれ)や壁率(床面積に対する壁の量)などを算出し、耐震診断結果を以て耐震補強工事を行います。 方法としては、現場調査や図面情報を診断ソフトに入力し、十分な耐震性能を備えているかどうか計算するソフトウェアがあります。
そしてその結果「耐震性に疑問あり」と診断された場合は、補強案の作成を検討します。 そのソフトウェアの一つにHOUSE DOCというものがあります。

■ HOUSE-DOCとは

HOUSE-DOC

HOUSE-DOCは、木造建築物の耐震診断を行うソフトウェアです。「木造住宅の耐震診断と補強方法」(2004年7月(財)日本建築防災協会発行)に基づいた計算を行います。 所在地・地盤・建物の形状など、必要とされる強さを計算するためのデータと、基礎の仕様と健全度・壁の仕様と配置・床の仕様と範囲など、建物の持っている強さを計算するためのデータで耐震性を評価します。

監修:国土交通省住宅局建築指導課
「木造住宅の耐震診断と補強方法」準拠
(財)日本建築防災協会評価取得 木造住宅耐震診断プログラム

S様邸の診断結果は…

結果表

方向 必要耐力 保有耐力 評点 判定
2F X 38.70 26.59 0.68 倒壊する可能性が高い
Y 13.18 28.01 0.72 倒壊する可能性がある
1F X 69.31 43.65 0.62 倒壊する可能性が高い
Y 69.31 48.66 0.70 倒壊する可能性がある

この診断は1.0を基準としてX方向(横方向)とY方向(縦方向)それぞれの揺れに対しどれ位の耐力があるかを診断します。
この診断で、M様邸は1階がXY方向の揺れに弱いことがわかりました。 そこで・・・。

現状では「倒壊の可能性が高い」部分があるため、耐震リフォームを行うことにしました

耐震補強を考えるときに大切なこと

屋根の種類 1坪あたりの重さ
粘土瓦 150~180kg
軽量瓦 110~125kg
スレート 65~75kg
金属瓦 15~25kg

地震の時、重い建物ほど、地震の力を大きく受けます。
建物の耐震性をUPするのに、強い壁を増やすことはもちろん重要ですが、屋根材を軽い素材に葺き替えることで建物全体にかかる負担を軽減させることも効果的な補強方法です。

110㎡あるS様邸では5000kg、およそアフリカゾウ1頭分が屋根に乗っている計算になります。

なぜ軽量屋根が地震に強いのか?

屋根が重いと、重心が高くなり、地震の際の揺れ幅は大きくなります。屋根を軽くすることで、重心が下がり家屋の揺れ幅を小さくすることができます。

ご耐震とのバランスを考えながら提案したプランがこちら!

カルバリウム
カルバリウム

金属屋根はカラーバリエーションが豊富で、外壁に合わせてコーディネートが可能。軽量なところも大きな魅力であり、建物への負担が低くなり耐震性が高まります。
近年は鉄やステンレス、アルミニウム合金、チタンなどバリエーションが多くなり、表面処理も進化してきました。 そのなかでも特に注目を集めているのがガルバリウム鋼板です。
アルミと亜鉛の合金をメッキした鋼板で、 それによって鉄を守ることにより生まれた耐久性に 優れた鋼板で、トタンなどに比べ3~6倍の耐久性を 誇ります。 その秘密は、メッキ層に55%含まれるアルミニウム。
そもそも亜鉛合板は、鉄よりも先に亜鉛が酸化して 鉄のサビを防ぐのですが、ガルバリウムは溶け出した 亜鉛部分をアルミニウムが「自己修復」します。
この作用によって、優れた耐久性や耐熱性を発揮するのです。

方向 必要耐力 保有耐力 評点 判定
2F X 25.67 26.59 1.03 倒壊する可能性が低い
Y 28.01 28.01 1.09 倒壊する可能性が低い
1F X 61.19 52.86 1.04 倒壊する可能性が低い
Y 50.57 50.57 1.00 倒壊する可能性が低い

屋根の軽量化を行うことで、このように評点が変わります。地震の際の倒壊の可能性が低くなりました。

施工前:粘土瓦は5000kgもの重量がありました。 施工前:粘土瓦は5000kgもの重量がありました。
施工中:瓦をすべておろします。 施工中:瓦をすべておろします。

今回はS様邸の耐震の工事をご紹介しました。 地震大国、日本。いつまでも安心できる住まいを実現するため、耐震工事についてまず知ることから初めて見てはいかがでしょうか。これからもS様ご家族が快適に過ごされる事を願っております。

施工中:カルバリウム屋根に葺き替えます。 施工中:カルバリウム屋根に葺き替えます。

安心で快適な住宅の完成です

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