お気に入りの場所は、広くつくった土間！将来は親戚や友人を呼んで、囲炉裏を置いてみんなで囲むような暮らしができたらいいなと想像しています。

Q：エコハウスに問い合わせをしたきっかけは？
A：古いものが好きで、既存の梁や建具を残しながら活かすリノベーションができたらいいなと考えていました。そんな事例がエコハウスのInstagramで紹介されているのを見て、「ここなら理想に近いリノベーションができるかもしれない」と思ったのがきっかけです。築100年の古い建物だったので、本当にリノベーションが可能なのか、一度相談してみようと思い問い合わせをしました。

Q：リノベーションをされたきっかけは何ですか？
A：曾祖母が住んでいた養蚕民家が、長い間空き家になっていました。家族の中では解体して更地にする話が進んでいたのですが、古いものが好きな私はどうしても残したいという気持ちが強くて。ちょうど自分の家を持ちたいタイミングでもあり、さらに養蚕をやりたいという知人もいたので、1階を自分の住まいに、2階を知人に貸す形でリノベーションをすることにしました。

Q：リノベーションで一番のこだわりポイントは何ですか？
A：既存の梁を現しにしたことや、昔から使われていた建具を再利用した点ですね。家具もそうですが、昔のものには今ではなかなか手に入らない良い木材が使われていると感じます。既存の階段は新しいものに交換しましたが、古い階段は捨てずに2階に置いています。この階段もとても良い木材なので、今後DIYの材料として活かしてあげたいと思っています（笑）。

Q：お引越しされてどれくらい経つのでしょうか？お気に入りの場所や過ごし方を教えてください。
A：完成後は少しバタバタしていたので、住み始めてからはまだそれほど経っていません。まずは元々住んでいた家から家具や家電を運び入れて、少しずつ暮らしが整ってきたところです。お気に入りの場所は、広くつくった土間ですね。将来は親戚や友人を呼んで、囲炉裏を置いてみんなで囲むような暮らしができたらいいなと想像しています。

Q：リノベーション前と後の生活を比べて、何か変化したことはありましたか？
A：まだ住み始めて間もないので、自分自身は大きな変化を実感しているわけではありませんが、一番変化があったのは両親かもしれません。この民家は父の実家でもあり、最初にリノベーションしたいと話したときは築100年ということもあって猛反対されました。でも完成してみると、「別荘ができたみたいだ」と、とても喜んでくれています（笑）

Q：今後どのような暮らしをしていきたいですか？
A：珪藻土の壁は自分でDIYで塗ったのですが、まだまだ手を加えたいところがたくさんあります。これからも少しずつ家のDIYを進めていきたいですね。庭や畑も広いので、その管理をしながら、のんびりとした時間を大切にしたいです。自給自足に近い暮らしができたら理想ですね（笑）。

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